「ん~ッ!」


伸びをしながらバスを降りた
外の空気はちょっと冷たくて肌を刺激した




ホテルの前の雰囲気のある植物たちと従業員の皆さんがお出迎えをしてくれて、ロビーで部屋の鍵を受け取った



「葵!早く早く!」


「ちょ、荷物が…」


「早くしてよー」



荷物を引きずりながら麻友についていった
部屋は麻友とあたしだけの二人部屋で、変に気を使わなくてもいいから夜とか楽しみだったりする