「いやいやいやいや! 藍川さん!? このシチュー美味しいよ!」 「嘘つき! 今のは絶対不味いって顔だったもん!」 プクーッとほっぺを膨らまして拗ねてみた あたし料理には自信あったのに… 「本当だってば! おいしいって!クリームシチュー! でも……」 モゴモゴと口を閉ざす神崎 「でも…?」 「うー… ニンジンが嫌いなんですー!」