家につくと、まひるはさっそくおもちゃ箱を開けておままごとを始めた その後ろで神崎が微笑みながら見ている 「さてと!夕飯作りますか!」 今日はお母さんがいないから、あたしが夕飯を作らなきゃいけない 「あ、神崎ご飯食べてく?」 「え、いいの?」 「あたしん家は全然いいよー、そっちのほうがまひる喜ぶし」 「じゃあ、お言葉に甘えて」 ニッコリ笑顔で答えた彼は、優しい雰囲気が漂っていて「これが癒しか」なんて思ってしまった