それでも覚めない私の目



母日和特製の謎のミックスジュースをじっくり時間をかけて飲み干し、カバンを肩にかけた




「いってきます…」




比較的近い高校を選んだ私は家をでて徒歩15分で学校の門が見えてきた

門の近くまで行くと、あたしを見てコソコソと話す人達




(昨日のことか、やっぱり皆知ってるよね…)



はあ、とため息をつき聞こえないフリをして歩いた

昨日みたいにガツンと言ってやってもいいけど、昨日の今日だしおとなしくしておこうかな