「らんは…お母さんの、パートナーだったの?」



らん《そうよ、莉亜。黙ってて、ごめんなさいね?莉亜と契約したのも、杏里に頼まれたからなの。》



「それが本当なら…本当に、お母さん…だよね?」



「だから、さっきから言ってるじゃないの!正真正銘莉亜のお母さんですっ!」




ぎゅっ


「お母さんっ会いたかったっ!」



「私もよ、莉亜!陸久と理律(リツ)は元気?」



「えっ…理律って、誰?」



「藍樺…どうなってるの?」



らん《莉亜は、理律の記憶がないのよ…》



「そう…莉亜!私たちが言ったことは忘れてちょうだい?」



ポワワァァン…



「あっお母さん!陸久にぃはうざいくらい元気だよ!」