「親は心配しねぇのか?」 「あれ?言ってなかったっけ?あたしもソラと一緒で親いないの!」 「そ、う…か」 「それにね?兄弟もいないの。だから行くとこないの!ね?いいでしょ!?」 「寧子はもう1人じゃない。俺がいる…それに、兄貴も。寧子は今から俺たちの家族だ!」 「…うっ…そ゛~ら゛~!!」 ぎゅっ 「寧子…泣くなって!」 「うん゛!嬉しい!あたし…幸せもんだぁ~」 「俺にも兄貴にも気ぃ使わず、自分の家のように過ごしていいからな!家族だからな!」 「うん!ソラだ~い好き!」