「1ヶ月ぶりくらいだね?理律。」 「(ニヤッ)“最後”の夏休みは楽しめたか?」 「最後になんか、絶対させないんだから!!」 「それはどうかな?…行け。」 理律がそう言った瞬間、 100人くらいの悪魔が一斉に動き出した。 あたしと寧子とさくらは瞬時にコスチュームに変身して、 王龍のみんなと陸久にぃの周りに結界を張った。 3人掛かりで張ったから絶対大丈夫!! 「お母さん!…お父さん、いける?」 「…えぇ、大丈夫よ。まかせなさい!」