「寧子。あとでちょっといいか?」



「あっ…うん。分かった。」




琉蛇が一瞬睨んできたけど、


俺は莉亜一筋だから心配すんな!


お前らにはまだ言えねぇけど…


いつかはちゃんと言うから。


今は…ごめん。




「或玖。あの転校生の話でしょ?」



「あぁ。」




俺たちは、あの部屋にきていた。


誰かに聞かれたらマズイからな…。