がらっ 「莉亜!!なんでそんなに早いんだよ!!ってか、バイクなんで乗れんだよ!!」 「或玖。あたしが誰の妹か忘れた?乗れないわけないじゃん?」 「あっ…それにしても!あれは、スピード違反だろ!!」 そんなん、或玖たちも一緒じゃん? って言葉は心の奥にしまっておいた。 さすがに、周りの視線が痛いしね? 「莉亜っち…バイク乗ってきた…?」 「あっ…」 まずい!! タケにバイクには乗るなって言われてたんだったー!! 「莉亜っち…俺との約束忘れた?」 「いや~?忘れてないよ?」