「は、はい…」



りん《あたしは、凛歌!さくらのパートナーになる妖狐なの!》



「よ、ようき…?」



りん《そ!あの狐たちも妖狐なの!あの女の子たちのパートナーなの!》



「じゃあ、契約したら…莉亜たちと同じになれる?」



りん《莉亜たちって…あの2人?》



「うん!なれる?」



りん《しばらくは同じになれるよ!でもあの子とは、同じになれない》




そう言って、凛歌が指さしたのは…莉亜。


なんで?


寧子とは同じなんでしょ?




らん《凛歌、まだ言うときじゃないわ!》

るか《凛歌!まだダメ!!》



りん《まだ言ってなかったの!?もう、“力”は目覚めてるんでしょ?》