「お前、誰だ…よ…って、おい!」
「なんだよ?」
「こいつ、“銀狼(ギンロウ)”だぞ!やべぇよ!」
「マジで!?」
「「「すいませんっしたー!!」」」
男たちは去っていった…
でも、なんだ?
銀狼って…
「ソラ、『銀狼』って通り名つけられたんだな!俺にもつけろよな~」
「そうか…」
何か変なのついたな~
でも、これでちょっとは見回りしやすくなるか?
「あの!助けてくれてありがとうございます!…えっと~一緒にお茶しませんか?」
やばっ!
こいつ…さくらじゃねぇか!
気づいてねぇ…よな?
「ごめん。俺ら忙しいんだよ、じゃあな」



