頭がおかしかいんじゃないのか?私は黙ったまま変わらずにや にやしている"神様"という奴をただ、見つめた。

「今、頭おかしかいんじゃないのか?なんて考えてる?まあ、分からなくもないけどさ、じゃあ、音も立てずにどうやってキッチンに来たと思う?」

そういい、食器棚に凭れかかり試すような口振りでいう。

「まだ、信じていないようだね…」

「当たり前でしょ」

「じゃあ、君の愛していた彼を殺した奴が誰かもそいつが今何処にいるのかも、君の愛する彼を蘇らせれることだって出来る。そんな僕を神様と言わず、なんと言う?」

「!?…そん、な……嘘でしょう」

私は奴の胸ぐらを掴んだ。