love you

繭ちゃんが私をかばって立っていた。
そしてこっちを向いて
「やっぱりこういうことだったんだね？あたしは大丈夫だって言ったのに。暖心ちゃん。ありがと、最高の親友だよ」

そんなことを言われたらプツンと糸が切れたように涙が溢れてきた。

繭ちゃんは
「アンタたちさー笑都が好きならそーゆうことしないほうがいいよ。笑都はこういうことする人がだいっきらいだから！あと！暖心ちゃんをいじめる奴もね！」

そーいいながら私に手をさしのべてくれた。
私はその手を掴んだ。

そして繭ちゃんは私を抱きしめてこう言った。
「もっかい言うよ？あたしは暖心ちゃんを親友だと思ってる」
「ｯｸうぇーん...あ、りがと... 」

「ここじゃなんだから保健室行こっか」
「うん...」