もう、何km走っただろうか。

全く疲れていないし、むしろもっと早く走れるような気がした。


うしろからついてくるレイは苦しそうだったが、俺は待ってやろうとかそういうことは全く考えられなかった。


ただ、あの場所へ…


あいつらに会うことだけを考えていた。