俺はまだ苛立ちが残っていたがだいぶおさまっていた。 しかし、レイはずっと俯いたまま俺の横をついてきていた。 「あのね、僕…。」 どうしたんだ? さっきより一段と暗くなっている。 「ついてきたくないんだ…」 「え!?」