「確かにそうだよな。間取りが広いと収納も多いもんな」

「永遠君、あっちの工事は来週からするから・・・」

「わかりました」

黙々とすぐに使うものは片づけた。急がないモノははこのまま押し入れに。

「でもこれから、毎日、飲んでそうだな」

「でも俺は、ちょくちょく出張があるからなぁ。

ほとんどのリフォーム代を稼がないといけないからな。」

「俺もだな」

永遠君と笑い合った。

片付くと新しい和室で歓迎会のような飲み会になった。

『よし、俺もますます働かないとだな』と誓った。

fin