「やっぱり、私でいいのかな?」

「ん?」

「昨日の朝、駐車場で睨まれたから・・・」

「椿にか・・・」

「うん」

じゃあ、兄貴は気が付いてるか。

「家族は認めてるんだ・・・気にするなよ」

「ありがと。課題しよ」

コンビニのバイトも辞めたと言ってたし、兄貴との時間を過ごせばいい。

あの兄貴が惚れた女なんだ。

俺にも現れるのか…大切に思う女が・・・。

end