「響君と相談したらいいから・・・こずかいも気にしなくていいんだからな・・・柚」

頷くと『おやすみ』と自分の部屋にいった。

私が今出来るのは、毎朝、3人分のお弁当を作るだけ・・・。

おやすみとだけのLINEを送ったけど既読にならないから寝たのだと思う。

私も眠りについた。

お父さんと私の朝食とお弁当を作り、お父さんを送り出し、響君の迎えの車に乗って学校にいく。

「毎晩ごめんな。寝てしまうから」

「ううん、大丈夫だよ。あのね、今夜バイトないし、夕食後、話したいことがあるんだ」

「わかった。今夜、聞かせてくれ・・・」

「いってきます」

「おう」

学校に着くと、クラスに向かう。