「響、夕食後、少し、勉強を見てやってくれ。」

「はい。十也さん」

学力の結果がしりたいんだろう。

夕食後も、十也さん達は飲みながら、昔話をしていた。

「じゃあ、やろうか・・・柚」

問題集を渡し、わからないとこは訊くように伝えた。

「あの。ここが・・・」

「ん?ここはな・・・」

説明をして、教えた。

覚えは早いようだな。

「十也さん、覚えは早いので、課題をしばらくやらせてくれませんか?」