「ううん、傍に居たいよ。」

響君に出会ったからまた学校に通えることになったんだもん。

それにいっぱい助けてくれてるんだよ。

「いいのか?」

まだいっぱい知らない事だらけだけど、知りたいよ。

「バイトないんだろ?お父さんと夕食、食べろよ」

「うん」

家まで送ってくれて、バイバイした。

「ただいまぁ」

「おかえり」

リビングにいるお父さんは、お酒は飲んでなかった。

今日で辞めたバイトの話しや、今週いっぱいで辞める話をすると『そうか、学校に戻る手続きもしなきゃだな』って通うことが出来るんだって感じた。