「竜君、気にしてたんだね」

「あぁ、俺達は妹のように花を可愛がって来たもんな。

桜は面白くなかったんだろうけど、花を冷たくする態度はねぇって思ってはいたんだ。

でも、今日、彩音がキレるとは思わなかったけどな。」

「彩音も斗真達も、花ちゃんを慕ってるから・・・。

永遠も何も言えないわよね。永遠の秘書で、本社にいない間は桜ちゃんがやってくれてたのだから・・・」

「あぁ、どうするかな」

「永遠の秘書?」

「あぁ」

問題も山済みだな。

「でも、これでよかったのかな?」

「ん?萌佳・・・」