「萌佳ちゃんさっきの子、確か前に…」

「はい。挨拶に来た時の子ですが、私は名前さえ知らないのに覚えてくれてて、嬉しかったです。」

「そう、よかったね。永遠、ママ嬉しそうね!」

寝てる永遠に話しかけるお義母さん。

お義父さんは、仕事で来れなかった。

斗輝は来なくていいって言ってたんだけどね。

体育館の保護者席の前側にお義母さんと座る。

永遠がこのまま起きなきゃいいんだけどなっ。

ドキドキ…

あっ、在校生が入ってくる。