「えっ!いやっ!星賀くんこいつが星賀くんと幼馴染みって嘘ついてきたから一発叩いてやったの。」
「はぁ?お前さっきの言ったこと聞いてた?俺の愛樹に何してた?って聞いたんだよっ!」
「おっ俺の愛樹ってまさか付き合ってるんじゃないよね?」
「ぁ?付き合ってるけど。何か文句でもある?」
「嘘っ!星賀くんこいつより断然私のほうが絶対にいい女に決まってる!」
「お前らよりは愛樹のほうが絶対にいい女だ!自分で思っているよりもブサイくだ!鏡でしっかり見てみろ!」
「モテるからって調子乗んなよっ!」
「今度愛樹に近付いてみろ!ただじゃおかねぇー!じゃー愛樹行くぞっ!」
星賀は私の腕を掴んで歩いていた。
私は振り向くと霧永さんが睨んでいた。
家に着くと言ってきた。
「もうあんなやつらと関わるなっ!あいつに今度話しかけられても無視しとけ。分かったな!」
私は頷くしかなかった。
だってこんなに真剣な星賀の目見たことなかったから。
その日は一緒にベットで寝た。
今日は強引ではなかった。
私はあんな事があって隣に星賀がいてくれるだけで安心できた。

