なーんて思いながら着いていくと
綺麗な大きい部屋についた。


お姫様のようなお部屋…これ、私のために?

いやぁ…ないない、似合わないよ私には…と照れ笑い。


そんな私を横目に、また心を読んだのか冷たい声で言った。


「別にお前のために用意してあるのではない。自惚れんな。」


「…うるさいな。わかってるよ、そんなことっ」


なんていいながらも、少し自惚れてた私は恥ずかしい思いでキツくあたった。


「面倒なやつがきたな…」


うぜ。うぜーよ。
お前も面倒だよ。って心で突っ込んでみる。


「…あ”?」


ひっ…でた!黒いもやもや!


「いぇ、なにも言っておりません…!」