「おはよう~、拓真くん」 そして、何事もなかったように挨拶するみのり。 まるで、あたしと拓真のやりとりが日常茶飯事とでも言うように。 「おはよう、みのり。」 そして、拓真もフツーに挨拶を返す。 明らかにあたしの時と態度が違う。 確かに、みのりの身長は160cmで、あたしよりも背が高いけど、そんな態度変えなくても良くない??…と思ってたりもする。 「…で、お前らクラス表見に行きたいんだろ?俺が見てきてやっから少しそこで待ってろ。」