「 ・・・・ありがとう、あき 」


『 仕事頑張ってね、繭。
  それから今日はちゃんと
 早く寝ないと明日が辛いよ 』


「 うん・・・ 」




長い通話を終えて、携帯を
テーブルの上に置く。




幸せを噛み締めながら
・・・・涙を流しながら、




その日1日が始まった。