いつの私なのか知らないけど、
成長してないんだなって
私は苦笑した。




「 ねぇ、あき 」


『 ん? 』


「 私、同じこと書いてたよ 」




あきとずっと一緒に居られますように。




絵馬に書いた願い事は
今もずっと変わってない。




このときにはっきり分かった。




私はあきの彼女で、
あきを知っている。