「なんで…、今それを言うんだよ



離したくなくなるだろ……」







耳元でそう囁かれたら、誰だったらキュンってするよね?






しかも、それが好きな人だよ?






もうキュン死に寸前です‥‥











「……、なぁ麻遊」






急に遥翔は抱きしめる力を緩め真っ直ぐあたしを見た







その目は真剣そのものだった






「なに?」









「俺さ、まだまだガキだし…お前になんもしてやれない



それに…、守ってやれない時もあるかもしれない……






それでも麻遊は俺と付き合ってくれるか?」









何もしてやれないって……




もう十分してくれてるのにーーーーーー…











「当たり前でしょ?…なに?それとも遥翔以外の人と付き合ってもいいの?」






「あ?もしそうなってももう一回俺に惚れさせるから」





それを真面目に言わないでよ…




「バカ…///」