「二人はどこから来たの?」

「アメリカに居て、最近こっちに戻ってきたの。お爺様がいるこの高校に転校してきたの。」

「お爺様?」

「えぇ。私たちのお爺様はこの高校の理事長なの。」

「そぅなんだぁ!」

「ねぇねぇ。美能留くん。この学校の女子の中で誰がタイプ?」

「ん?それはもちろん♪妃さんだよ。」

へ?

「また雪希唖かぁ。まぁ雪希唖は可愛いしねぇ♪」

いまいち意味が分からない…。

「妃さん、可愛いよね♪」

美能留くんの笑顔で

女子のほとんどが

悩殺された…。