教室に戻ると同時に

先生が入ってきた。

「はぁい。じゃあ席につけー!今日は転校生を紹介すんぞー」

ガラガラ

ドアが開いた。

教室に入ってきたのは

二人の男女だった。

屋上で見た、あの二人だ…。

「自己紹介してくれー」

「私は大郷美紅です。(オオサト ミク)」

可愛いと言うより
綺麗と言う言葉が合っている子だ。

美人さんだなぁ。

「俺は大郷美能留です。(オオサト ミノル)」

芸能人顔負けのかっこよさだ。

優しそうで、紳士みたぃ。

ん?二人とも大郷なんだ。

偶然なのかな?

「二人は双子なんだぞー」

そぅなんだ!

「じゃあ、美能留があっちの席で、美紅があっちの席に座ってくれ。」

「「はい。」」

息ぴったりだ。

さすが双子…。