禁断の果実


そんな事を話ながら

教室までの道のりを歩いていった。

教室に入ると、

麻漓嘩が駆け寄ってきた。

「大丈夫…?」

『屋上行こぅ?』

「うん。」

私たちは屋上に行った。

ガチャ

ドアを開けると、

春の心地よい風が

髪をなびかせた。

「なんかあった?」

『あのね…………………。』

麻漓嘩には全て話した。

お母さんが死んだ事。

お父さんに一緒に暮らそうって言われた事。

そして、

先生の家に泊まっている事。

「雪希唖辛かったね…。これからは私の事も頼ってね?親友なんだから!」

麻漓嘩はいつも優しい。

私が困っている時は絶対麻漓嘩が助けてくれた。


麻漓嘩、大好きだよ…。

『ありがとう!』