俺の目の前で

おいしそうにハンバーグを

食べてる雪希唖…。

『先生、ハンバーグ作れたんだ♪』

「作れるって言っただろ?」

『あはは♪おいしいよ♪』

「…ありがとぅ。」

雪希唖は笑っているけど

何か作り笑いのよぅな

気がする…。

食べ終わり、

俺が食器を片付けていて、

雪希唖はテレビを見ていた。

でも、手には何か手紙みたぃなのを

持っていた。

片付け終わり、雪希唖の隣に座り、

「その手紙何…?」

『…お母さんからの手紙。』

「え…。」

『入院していた時に書いていたみたぃ…。』

「そっか。読まないの…?俺、違う部屋行ってようか?」

『…やだ…。ここにいて?』

「わかった。」

雪希唖は俺の服の裾を握っていた。