禁断の果実


『琉猪くん…何て言ってたの?』

「え…いやっなんでもなぃよ…。」

あきらかに動揺してる…。

気になるよ~。

「あっ食べたい物決まった…?」

『あ…えっとーあっ!ハンバーグ♪』

「ハンバーグ?」

『うん♪』

「子供みたぃだな♪」

『子供じゃなぃもん!あっ♪もしかして先生ハンバーグ作れないんだぁ?』

「作れるに決まってるだろぉ♪」

『本当かなぁ♪』

ガサッ

え…。

制服のポケットの中に何か入ってる。

あ…お母さんからの手紙だ…。

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お父さんが来たんだった。

でも、なんか見るの怖いな…。

「どぅした?」

『…えっ?いや、なんでもなぃ…。』

「そっか…。」