禁断の果実


私達はすぐそこの

スーパーに来た。

「何食べたぃ?」

言いながら、首をかしげる仕草をした先生。

可愛い…♪

『えっえっとー…』

「愛乃先生…?…と雪希唖…?」

え…?

前を向くと、そこには


琉猪くんがいた。

『琉猪くん…』

「なんで、愛乃先生と雪希唖が一緒にいるんですか…?」

「たまたま会ったんだよ。」

「本当にそれだけですか?」

琉猪くんは先生に近づき、

耳元でボソッと何か呟いた。

私には聞こえなかったけど…。

なんて言ったのかな…?

琉猪くんは先生から離れて、

「また明日ね♪雪希唖♪」

『あ…ぅん。またね♪』

琉猪くんは出口に向かっていった。