「雪希唖!?大丈夫か?今から行くから今どこにいるんだ?」

『…家の近くの公園…。』

「わかった!一歩も動くなよ?」

『ぅん…グスッ』

あきらかにいつもと

様子が違う…。

どぅしたんだよ…。

俺が電話を切ると

翔が深刻そぅな顔で聞いてきた。

「どぅしたんだ?」

「雪希唖の様子がおかしぃ。今から行ってくる。」

「わかった。俺も行こうか?」

「いや…。大丈夫だ。」

「わかった。何かあったら連絡してくれ。」

「おぅ。じゃまたな。」

「あぁ」

俺は急いで学校を出り、駐車場に向かった。

車に乗り、雪希唖の家の近くの公園に急いだ。

車だったから、5分もかからないぐらいについた。

車から降りると、

雪希唖はまたブランコに座っていた。

雨はさっきよりも激しく降りだした。