俺はまた走り出した。

少し走ると近くに

公園を見つけた。

公園にある

ブランコには

制服を着た女の子が座っていた。

もしかして、と思い

公園に入った。

俺の予感は当たっていた。

ブランコに座っている女の子は

雪希唖だった。

雪希唖はまだ俺がいることに

気づいていない。

俺は少しずつ雪希唖に

近づいた。

近づいていくうちに

気づいた事があった。

それは、雪希唖が

泣いている事だ…。