俺は方向を変え、

戻る事にした。

後ろから声が聞こえる。

「あっ♪そぅだ!妃さん。よかったら一緒に帰んない?」

『え…。』

「方向同じだし♪」

『はぃ。』

「じゃ行こっかぁ♪」

『はぃ。』

二人の会話が聞こえなくなった。

チクッ

チクッ

チクッ

くそぉ…。

胸いてぇよ…。