ピーんポーンパーンポーン

「三年三組の妃雪希唖さん。至急職員室に来てください。」

大好きな人の声。

『いってくるね。』

「いってら~(笑)」

会いたい一心で走って

職員室に来ちゃった。

トントン

『失礼します。三年三組の妃です。先生に呼ばれてきました。』

「おぉぉっ。会議室に行こうか。」

私と先生は会議室に入った。

「これ、渡してなかったから♪」

渡されたのは、鍵だった。

『これ…』

「家の鍵♪」

『ありがとう♪』

「今日は何食べたい?」

『んーエビフライ!』

「お前は子供だなぁ(笑)」

『どぅせ子供ですよーっだ♪』

「作るから、早く帰っておぃで♪」

『うん!』