「じゃあ、また後で!」


「うんっ」


俺が体育図館に戻ってる最中。


背中に結夏ちゃんの視線を感じた。



送ってあげようと思った。


危なかっしくて、ナンパされそうで、オジサンにセクハラされそうな結夏ちゃんだからな。


毎日送ってあげたいけど…


悲しい事に彼なのじゃないからな…


告白するチャンスはないし。


告白するって言う意思がない。


「男バス終わりー!」

「「お疲れ様でしたー」」



10分ぐらいで終わった部活。


さぁ、待ってる結夏ちゃんの所へ行くとするか。