俺様教師の甘い罠

















「 ・・・・”色々”教え甲斐がある 」




窓のないところまで連れて行かれて
ちゅっ、と額にキスを落とされる。




真っ赤な私の顔を見て何度目なのか
笑った先生がそっと手を離して、




「 課題、持って来いよ 」




ぽんっ、と私の頭に手を置いて
頷いた私の唇と先生の唇が一瞬触れる。




ただでさえ暑かったのに
なんだかもっと暑くなった気がした。




明日から夏休み。
私と先生は、”補習”という
デートの約束をした。