「 ───────俺、一応彼氏なんだけど 」 先生でもあるけど、って眉を寄せて 私の耳元に口を寄せる。 「 ・・・分かってます・・・よ? 」 「 本当に分かってる? 」 私の上に乗っかった先生は 不機嫌そうに私を見下ろして 「 っ・・・・近いです 」 耳元からなかなか離れてくれない。 心臓がうるさくて、息が苦しくて、 体が熱くなって、壊れそうだった。