天神学園高等部の奇怪な面々25

何だかんだ言っても、体育教師である。

翡翠の指導で、30分もしないうちに七星はバタ足を習得する。

「今度はプールサイドから手を放してみろ。プールの壁を蹴って、そのまま浮かんでみろ」

「は、はいっ…」

翡翠の指示通り、壁を蹴って水に浮かぶ七星。

浮かぶだけならできるようになったらしい。

その姿を見て、翡翠、しみじみ思う。

(牛の水死体…)

をい。

(いや、水の中の牛…水牛か?)

それも違う。