天神学園高等部の奇怪な面々25

「手間のかかる奴だ」

溜息を一つついて、仕方なく翡翠は指導を開始する。

「プールサイドに手をついて、まずは浮く練習」

「は、はいっ…」

言われるままに練習を開始する七星。

カリナが言っていたのと同じ練習法だ。

「浮けるようになったら、今度はバタ足」

「は、はいっ…」

「何をしている、下半身が沈んできているぞ」

「だ、だって、バタ足したら自然と沈んできちゃって…」

「力を入れすぎなのだ、もっと楽に足を動かせ」