私は天王 野恵瑠(てんおう のえる)。
青蘭学園に通う高校1年生。
今は学校の帰りで親友とお茶をしてます!
「の…え…」
「のえる!!」
「…え?なに?」
「何じゃないわよ!ちゃんと聞いてた?」
そう話すのは親友の青本 絵里(あおもと えり)。
「あっ。ごめん。聞いてなかった。」
「だから、不審者の話!!この頃、不審者多いよね。」
「あぁ。たしかに…。」
「怖いよね…。」
「そうだね…。被害にあった件数は確か17件だったよね?」
「うん…。あたしの友達も被害にあったって言ってたわ。」
…♫~♪~♩~♫~♩
「はい。もしもし?…っあ、お母さん?…うん。野恵瑠と一緒だよ。…え~?も~、しょうがないなぁ。…うん、じゃあね。」
「どうしたの?」
「お母さんが牛乳買ってきてだって~。だから、あたし、帰るね。ごめんね。」
「ううん。大丈夫だよ。なんなら一緒に行こうか?」
「大丈夫だよ~!しかも、野恵瑠ん家、反対方向だし。」
「そう?大丈夫?」
「うん。じゃあ、また明日ね!」
この時、強引にでもついてあげてれば良かったと思ったのはまだ先のお話。

