「あのー、サッカー部のマネージャーやってみない?」

もう、忘れなきゃだよね…。

「?あ、あの?」

「すいません。結構です。ほら、唯!行くよ!」

「え!?何!?ちょ、愛羅!」

愛羅、力強すぎ…。

腕、引っぱりすぎだよぉー!

「愛羅!どうしたの!?」

言い終わると同時に、愛羅は腕を離してくれた。

ふぅ…。やっと離してくれた…。

「あの人、イケメンじゃなかった!唯も思ったでしょ?」

「え?あの人って…誰の事?」

「さっき唯に、話しかけてきた人だよ!」