『若恋』若恋編





ネクタイで結わえ付けた手首をほどく。

流れる黒髪をひとすじ掴み取りキスをする。



「今夜から、おまえは俺の女だ」


「……奏さん」



「加減できねぇ」




もう狂ってる。

初めてのりおが震えてても止められない。


「んっ、」

「力抜け」



切ない吐息に我を忘れる。

りおを愛してると告げて、好きと言われて舞い上がってる。

歯止めが効かない。