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チャイムが鳴って放課後。りかこと、
近くのケーキ屋さんによって、
話をして帰る。

「今日の昼休み!また、あの人のこと考えてたんでしょ。」

「ぅん…」

りかこだけには、例の…あの人の事を言ってある。

「いつまで好きでいるつもり?まぁ、あきがそれでいいと思うんなら、あたしはいいと思うけど…。苦しくないの?何も知らないその人の事、ずっと想ってて。」

「ぅ…ん。自分でも、何で今でもあの人の事好きなのか、わかんないんだぁ。苦しい時は、無いとは言えない。でも、心のどこかで、あの人の事、忘れたくない。そう思ってる自分が居るの。って…前にも言ったよねッ…J」

「うん。分からなくもないんだけどね。あたしは今幸せだから…親友のあきにも、絶対幸せになってほしい。それだけだよ!」

りかこには、高1から付き合ってる彼がいる。高校を卒業したら、結婚して、就職したいって。考えてるんだって。

「りかこ、ありがとね♪」

「ちょろいもんよ~♪」

あたしの幸せを
心から願ってくれている。
そんなりかこを、尊敬できる。