これは中学生の時のお話。

いつもばかみたい騒ぎ会う陽平と有里。

そんな仲良しの2人に春がきた。

「ねぇ有里。山本君のことすきやろ?」

玲は有里に聞いた。

『はっ?何言ってんの?なんであたしが…』
有里は少し慌てた様子。

「慌ててることが証拠。ええやんか別に。協力すんで?」

有里は辺りをキョロキョロ見渡す。

誰もいないことを確認すると…

『う…ん…』

恥ずかしそうに返事した。