今日は、生放送の歌番組がある。
さっきから手の震えが止まらない。
それは…。
「真じゃなくて、翔抜けろよ!!」
さっきから聞こえる、言葉が突き刺さる。
真は元メンバーで、メンバー内で亀裂が生まれ、やめていった。
今は5人で頑張るしかない。
正樹、雅人、慎吾、健太と力を合わせるしかない。
「では、Friendの皆さんです、どうぞ!!」
司会者の声で舞台に行く。
曲が流れる。
歌い出しは俺だ。
手がガタガタ震える。
歌い出す。
音程が……取れない…。
その時、正樹が俺の手を握ってくれた。
まだ手は震えてて。
自分でも怖くなってくる。
俺は、頑張らなきゃ。
和夢のためにも頑張らなきゃ。
曲もサビに近づく。
観客を見ると、前にもあった鋭い光が眼を覆う。
それに気づいた健太が俺をかばう様に後ろに押した。
結果健太は、観客に背を向ける状態になっ。
目の前が暗くて何も見えない。
ウィーン。
カメラが向く音。
とりあえず目を瞑り笑顔で歌った。
曲が終わり、袖に履けたところで、俺の中の何かが弾けた。
バタン!!
立つ力が出ない。
うっすらとした意識の中、皆が俺を読んでいるのが見えた。
そして、視界がくすみ、気を失った。
「翔。翔ーー!!」
誰かの呼ぶ声。
少しずつ眼を開ける。
「極度にストレスが溜まっている状態です。」
医者らしき人の声。
体が重い。
さっきから手の震えが止まらない。
それは…。
「真じゃなくて、翔抜けろよ!!」
さっきから聞こえる、言葉が突き刺さる。
真は元メンバーで、メンバー内で亀裂が生まれ、やめていった。
今は5人で頑張るしかない。
正樹、雅人、慎吾、健太と力を合わせるしかない。
「では、Friendの皆さんです、どうぞ!!」
司会者の声で舞台に行く。
曲が流れる。
歌い出しは俺だ。
手がガタガタ震える。
歌い出す。
音程が……取れない…。
その時、正樹が俺の手を握ってくれた。
まだ手は震えてて。
自分でも怖くなってくる。
俺は、頑張らなきゃ。
和夢のためにも頑張らなきゃ。
曲もサビに近づく。
観客を見ると、前にもあった鋭い光が眼を覆う。
それに気づいた健太が俺をかばう様に後ろに押した。
結果健太は、観客に背を向ける状態になっ。
目の前が暗くて何も見えない。
ウィーン。
カメラが向く音。
とりあえず目を瞑り笑顔で歌った。
曲が終わり、袖に履けたところで、俺の中の何かが弾けた。
バタン!!
立つ力が出ない。
うっすらとした意識の中、皆が俺を読んでいるのが見えた。
そして、視界がくすみ、気を失った。
「翔。翔ーー!!」
誰かの呼ぶ声。
少しずつ眼を開ける。
「極度にストレスが溜まっている状態です。」
医者らしき人の声。
体が重い。


