PERFECT 力強い見方

私はの居場所は…。
コンコン、扉をノックする。
「はい。」
中から聞こえる声。
「あの、私です。」
そう答えるのと同時に、扉が開く。
ガチャ…。
「和也さん……」
和也さんの顔を見ると安心する。
「和夢…お前、どうした?」
私の格好をみて言った。
「と、とりあえず、中に入れ。」
私を守る様に中に入れてくれた。
まだ、手足がガタガタ震えてる。
「わ、私……。」
「どうした?…とりあえず落ち着こ?な?」
パニックになっている私をなだめながら言った。
「私……」
そこまで言って、言うのが怖くなった。
「どうした?…そんな格好で、何もなかったって訳じゃないだろ?…」
優しいけど、怖い様な声で言った。
「……私…売られちゃった。」
「!!!!!!…それ、涼子か侑は知ってるのか?」
真剣な声。
「………お願い、ママとパパには言わないで。」
首を振って言う。
「でも………わかった。…で、どうしてこうなったの?」
「駅前に来いって言われて……いかなかったら、翔の事を売るって…それで…」
私の兄の翔は、ちゃんとしたアイドルだった。
パパも凄い有名なアイドルで、ママは、有名な女優だ。
そして和也さんは、ママのお父さん、でも養子縁組を組んだから血は繋がっていない。
でも私には、何もない、それを見たクラスの子がいじめを初めた。
「……辛かったね…大丈夫。その時の事は覚えてるの?」
私をぎゅっと抱きしめ言った。
「うん。怖かった。」
小さな声で言う。
「今日、家帰れるか?」
心配そうに言う。
「………」
答えを探していると。
「わかった、今日は泊まってけ、な?」
「うん…」
何だか申し訳なくて、小さく頷いた。
その時、ついていたテレビをみて和也さんが。
「和夢!!!翔出てるよ!!」